1 布銭
安邑一釿倒書(戦国中期「魏」鋳) 尖足布「大陰」背二四(戦国中期「趙」鋳)
方足布
北屈 平陽
長子 貝丘
安陽 襄垣
宅陽
2 刀銭
尖首刀「己」(燕国鋳)
円首刀「甘丹」(趙国鋳)
方首刀「易」(燕国鋳)
三字刀(斉)
六字刀(斉)
3 円形円孔銭
魏「垣」(戦国時代)
4 円形方孔銭
益六化(斉国鋳) 益化(斉国鋳)
易化(燕国鋳) 易化(燕国鋳)
一化(燕国鋳) 一化(燕国鋳)
5 秦半両
最近では始皇帝の統一以前にも半両銭が流通していたことはほぼ定説になっている。また恵文王の初行銭といわれるBC323年の銭も半両銭でないかとされている。しかし半両銭が何時出現したのか、また度量衡との関連はどうなっているのかについては未解明である。本来「半両」は一両(二十四銖)の半分であるから十二銖(概ね8g)でなければならないのだが、大半両も莢銭も大きさは違うが表示は半両なのだ。史文上、始皇帝は度量衡と銭を統一したとするが、それは半両銭以外の通用を禁じたに過ぎず、表示と法定重量との一致は一時的で大抵はそのときの経済上事情等により区々であった。結局統一できたのは銭の丸い形と度量衡との関連を失った「半両」と言う表示だけである。しかもそれは次の漢代にも引き継がれていった。
戦国期半両 戦国期半両
戦国期半両 戦国期半両(両の第一画が短くなる。恵文王二年の
初行銭以降のものか)
始皇帝半両 始皇帝半両
小型半両 小型半両
小型半両 小型半両
小型半両 小型半両
莢銭(秦末から漢代初期)

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